土と共にいきよう。

硯ファームについて

わたしたちは千葉県いすみ市南部の硯(すずり)という集落で自然栽培のお米を作っている農園です。

お米農家の減少、お米の消費量の減少に伴い、日本の大切な稲作文化が失われてしまうことへの危機感から2022年に夫婦で0から農園をたちあげました。

なぜお米にこだわるのか

日本は古代から豊葦原瑞穂国(とよあしはらのみずほのくに)と言われていたように、昔から稲作と日本人は密接な関わりをもっておりました。そして数千年の間、先人たちは稲作を続けてこられ、江戸時代には貨幣の代わりとして流通するほど価値を持ったものとして重宝されてきました。

それだけ稲が日本の土地に適した作物であり、日本人の体に合った食べ物だということを時が証明してくれていると私たちは捉えています。

その尊い稲作文化を次世代に繋いでいくお手伝いをしたいという想いからお米作りにこだわって取り組んでおります。

私たちの自然栽培とは

自然農や自然栽培といった農法にはさまざま流派、考え方があります。私たちが目指すものは化学合成された農薬、肥料を使用せず、植物が持つ力、生き物の力、土が持つ力を最大限引き出して行う農法です。

しかし、多くの人の食を賄うために機械化された現代の農業において完全に外から資材を持ち込まないということは現段階では難しいです。そこで育苗段階に限り、一部自然由来の国産原料の資材を使用しております。(動物性の資材ではありません)

なぜ自然栽培なのか

現代の人口を支えているのは間違いなく農薬、化学肥料をつかったいわゆる慣行農法です。わたしたちはそれを否定するつもりはありません。

しかし、それらを使わない、資本主義社会以前の「本来農法」で多くの人を養うことができれば、それはまさに夢のような話です。

私たちはそこにロマンを感じ、純粋な探求心から自然栽培で稲作をしようと決意しました。成長社会と循環型社会の両立にどう折り合いをつけるか、未だ明確な答えが出せていない課題だからこそ挑戦する価値があると考えています。

取り扱い商品〉

当農園では農薬、化学肥料を使用せずにお米を生産しております。

コシヒカリ


亀の尾

画像はイメージです